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“国際平和拠点ひろしま構想”が掲げる「世界平和の実現」に向けて

いま、世界の人々は、どんなくらしをしているのだろう。

世界を実感する (FEEL)

世界のさまざまな地域の人々は、いま、どんなことを幸せとかんじているだろう。
いま、どんなことを問題としているだろう。
いま、どんなことを願っているんだろう。

インターネットやテレビのニュースで、世界の状況を目にすることができる。 でも、それはその地域のほんの部分的な側面で、本当の問題も、本当の願いも、何も知らないのかもしれない。

各地の人々が、いまどんなくらしをし、どんなことを問題だと思い、どんなことを願っているのか。平和を考え、語る前に、人間ひとりひとりのパーソナルなむすびつきとして、世界に暮らす人々の今を知り、そこにある問題を自分ごととして感じなければ、何もはじまらない。

実感することからはじめてみたい。
そう考えました。

いまの時代のほんとうの平和とは、どういうことなんだろう。

平和について広く考える (THINK)

戦争や紛争がないことが、平和なんだろうか。いまの時代、平和を脅かすものは、なにがあるだろう。たとえば、度重なる災害。地球規模の自然破壊。
それだけではない、貧困も、飢餓も疾病も、たくさんの問題がある。他にはなにがあるだろう。

第二次世界大戦から、そしてあの原爆から、もうすぐ70 年が経とうとしている。
日本に住むわたしたちには、平和な毎日が当たり前のようになっているけれど、それはとても壊れやすくてもろいものだということに、わたしたちは気づきはじめている。

ほんとうの平和とはどういうことか、平和を脅かすものをどうすればなくしていけるか。さらに考えれば、人間はこれからどんな生き方をしていけば平和でいられるのか。地球規模でこれからの社会はどうあるべきなのか。

いま、広い視野で、多くの人といっしょに考えてみなければならないとおもいます。

いま、行動できることはなんだろう。

広島から行動する (ACTION)

いま、平和に向けて行動できることは何があるだろう。平和や社会のありかたを考えるだけでなく、現実的にできることはなんだろう。個人単位ではできないことが、ひとりひとりの力をあわせると、どんなことができるだろう。そして、平和に向けて行動することは、どういう力につながっていくのだろう。

世界はとても複雑につながっている。
地球全体の環境を維持しているメカニズムも、世界の経済を成り立たせている相互依存関係も、社会やコミュニケーションを大きく変えている情報ネットワークも…
わたしたちの生活や社会を取りまくつながりが、これまで人類が経験したことのないほど多様で複雑になったいま、平和に向けたわたしたちの行動のあり方も、変わっていかなければならないだろう。

平和と復興の象徴として知られる広島が、本当に平和に向けて行動しなければいけないのは、いまなのではないか。いまだからできるやり方があるのではないか。

そんな視点から、いま、広島は、行動したいと考えます。

そんな気づきからこのプロジェクトは生まれました。

いま、地球規模でおきているさまざまな災害や自然破壊、飢餓、貧困、疾病、紛争。
平和を阻害する要因は多様化し、世界各地でさまざまな問題を生んでいます。
問題はその国や地域だけのものでなく、地球規模でつながっています。

日本も例外ではありません。日本でおこったことが世界の人々からの支援を受け、さまざまな国や地域の産業や、社会のありかた、人々の思いや価値観に影響を及ぼしたように。
どこかの国でおこったことが、他の地域で別の形でさまざまな影響をもたらします。

ますます複雑になる世界の中で、平和を実現していくために、国とも個人ともちがう地球規模のつながりを、あたらしくデザインしていくことがいま必要なのだと、わたしたちは考えました。

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